2009年12月27日日曜日

イギリスの鎮痛解熱薬 パラセタモール

イギリスで風邪をひいたり、熱が出たりすると必ずというほど飲む薬が、パラセタモール(Paracetamol)です。英語では、パラセテモというように発音します。
日本では聞いた事がない名前ですが、「アセトアミノフェン」の別名だそうです。
私は、結構この薬のお世話になります。
インフルエンザの場合でも飲んでよい解熱剤です。また一箱16錠入りが100円ほどで買えるので気軽です。でも一度に大量の服用をすると死んでしまう事があります。特にアルコールと一緒に飲んではいけないそうです。
このパラセタモール、イギリスでは1日に合計4グラムを超えて服用してはならないといわれています。でも日本の基準では1.5グラムだそうです。(また以前に日本でこれを大量服用させた殺人事件がありました。ちなみに9グラムで中毒量、12グラムから致死量だそうです。)
イギリスで市販されている多くの風邪薬はこれを含んでいるので、2種類の薬を飲んだりしないように注意しましょう。

とは言え、私にとっては手放せない薬です。通常は一回あたり1グラムを一日4回まで服用しています。

日本に行っている間にどうしてもパラセタモールを服用したい場合は、「小児用バファリン」を大量に服用することになるようです。(1錠あたり33mgなので、一回30錠を一日4回。一日120錠まで。おなか一杯になりそうだなあ) 多分、お店の人が売ってくれないでしょう。

もしくはパブロンの錠剤も主成分がアセトアミノフェンです。